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トリコモナス膣炎の検査の種類や方法

トリコモナスはトリコモナス原虫が体内に入り込むことで発症する性病であり、特に女性の膣やその周辺部に発症する傾向が強いので、トリコモナス膣炎と呼ばれたりします。
女性が発症すると性器の痒みや痛みとなって生じたり、性交時や排尿時に痛みが出たりする他に、おりものにも異常が出ることがあります。
この性病は自覚症状が出ない場合が多いのですが、このおりものの異常から自分が性病になっていることに気付く女性も多くいます。
男性の場合は更に発症後の自覚症状が殆ど生じないため、感染力の強い性病だけに拡大する可能性がとても高いのが特徴として言えるでしょう。

トリコモナスは気付いたら早い時期での対応が重要です。
検査によってどんな性病を自分が生じているのか特定することは以後の治療にも役立つので、自分が性病に感染した可能性に心当たりが有るのなら、直ぐに検査をして性病の有無を特定するしかありません。

トリコモナスの検査の種類は男性と女性では違っていて、男性は泌尿器科や性病科で尿を採取し、その尿の中に原虫がいるか確認する検査方法を行っています。
それは男性の場合は原虫が性行為で体内に入ったとしても男性器で留まり、尿管にしか生息しないからです。
女性は婦人科や性病科で膣の分泌液を医師が採取して、それを顕微鏡で原虫を探す検査方法が行われています。
これは女性の場合でも原虫は性行為で感染する場合が殆どなので、生息する場所も性器が大多数となっているからです。
この医療機関での検査は男性は尿を採取するだけですが、女性は自分の膣を医師に診せなければいけないので、それがどうしても嫌なら検査キットを購入して自宅で検査する方法も可能となっています。

ただ検査そのものは自分では出来ないので、自宅で行う作業は自分で尿や膣分泌液を採取して、それを検査キットを購入した業者などに送って診てもらうことになります。
結果については送付先からの通知待ちとなりますが、自分の性器を見られないし医療機関に出向く手間も無くなるので、時間は要しますがこの方法を行っている人は少なくありません。
ただし医療機関で診てもらうよりも時間がどうしてもかかってしまうので、やはり気になったら医療機関で診てもらうのが最適と言えるでしょう。

トリコモナス原虫を検出する方法には主に3種類

女性では採尿による簡易な検査を行うことが出来ないので、医療機関ではトリコモナス膣炎に対しては3種類の検査が行われています。
それは鏡検法・培養法・核酸増幅法(PCR法)の3つの方法になります。
それぞれの特徴やデメリットを御紹介しましょう。

鏡検法は新鮮な膣分泌物や尿道分泌物を採取し、トリコモナス原虫を顕微鏡で観察する方法です。
トリコモナスは体外に出ても水分がある限りは、ある程度生存出来るので顕微鏡下で原虫の有無を確認します。
検体を採取後、迅速に検査出来るものの、採取された原虫が少数の場合発見出来ずに正確な診断を行うことが出来ない可能性があるのです。

培養法は採取した膣分泌物等の検体を培地を用いて培養を行い、感染の有無を判定する方法です。
培養して数を増やすことが出来るので、検体の採取が少数に止まったときにも、より正確に診断を下すことが出来ます。
しかし培養する必要があるので最終診断が出るまでに、時間を要することが避けられません。

核酸増幅方はトリコモナス原虫の遺伝子を検出して感染を判定する方法になります。
少数の検体しか採取出来ないときでも正確に感染を判定出来るのは大きなメリットですが、必ずしもすべての病院で行われているわけではありません。

トリコモナス膣炎はしばしば激しいかゆみ等の強い症状を伴い、膀胱等の尿路感染症を併発することもある性病の一種です。
速やかに治療を開始しなければ、悪臭を伴うオリモノの増加と言った自覚症状の悪化や、さらに腹腔内臓器への炎症が広がる危険性も秘めています。
検査キットを駆使する、あるいは病院で検査を受ける等で、トリコモナス膣炎と判明したら、速やかに治療薬の投与を開始する必要があります。

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