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トリコモナス膣炎が子宮頸がんの原因になりえるか?

子宮頸がんの患者の中にはトリコモナス膣炎に感染している患者も多くいるというデータが出ている事からトリコモナスと子宮頸がんには深い関わりがあるとされています。
そもそも不妊症の原因になる事でも知られているこの病気は膣内や子宮・卵管などの機能を低下させてしまい、卵管炎につながります。
すると卵管の閉塞や狭くなるという症状が出てきます。
これが不妊症の原因になります。

トリコモナスは子宮頸がんの直接的な原因ではありませんが、遠因になっている可能性は非常に高いのです。
トリコモナスが子宮頸がんにつながる理由として、進行する事で子宮頚部に点々状の出血斑が出るので、これが子宮頸がんに進行してしまう可能性もあるという報告があります。

トリコモナスは感染症ですからキスや性行為はもちろん、お風呂やプールでも感染します。
トリコモナスはトリコモナス膣炎と呼ばれている程女性に感染者が多い性病ですが、実際には女性だけではなく男性にも感染します。
ただ男性は症状について無自覚な人も多く、例え発症していたとしても気づいていないケースがほとんどです。
そのため、無自覚にパートナーにうつしてしまい、どんどん感染者が増えてしまうという場合が少なくありません。

不妊症の原因になる事がわかっているトリコモナスですが、もし妊娠中に感染してしまうと流産や早産になってしまう場合もあります。
もしくは無事に出産にまでつながったとしても出産時に赤ちゃんが膣を通った時にトリコモナスに感染してしまうという事もあり得ます。
そういった意味では必ずトリコモナスの治療は受けて完治させておくほうが良いです。

病院で検査や治療を受ける場合、男性は泌尿器科もしくは性病科、女性は泌尿器科や性病科以外にも婦人科で調べてもらう事ができますので、おかしいなと感じたら早めに検査してもらったほうが良いでしょう。
早期発見・早期治療という言葉もあるように、症状が軽い段階で治療を受けたほうが早く完治する可能性が高いです。
子宮頸がんにつながらないようにするためにも必ず完治するまで治療をしましょう。

子宮頸がんの方はトリコモナス感染者が多い?

子宮頸がんは簡単な検査で調べることができるため、多くの人に検査を受けることが勧められています。
自覚症状があったり検査で子宮頸がんがあることが分かった人の中に大勢のトリコモナス感染者がいるという報告データがあります。

これはトリコモナス膣炎にかかった事が原因で子宮頸がんを発症するという明らかなものではありませんが、トリコモナス膣炎と子宮頸がんの発症には遠因があるということをあらわしています。
どちらかの病気をもっている人は、もうひとつの病気にもかかっている可能性が高いという意味で、トリコモナス膣炎と子宮頸がんを同時に持っている人が多くいるということになります。

明らかな原因であるとはいえないまでも、トリコモナス膣炎にかかることで体の中の状態が変化します。
トリコモナス原虫が膣から膣深部、子宮口へ炎症を起こしてしまうことがあるので、そういったことが引き金となって子宮頸がんを発症させている可能性もあります。
トリコモナス膣炎をもっている人は子宮頸がんを発症していないかを確認しておいたほうが良いでしょう。

トリコモナスに感染をすると、卵管などに炎症を起こすことがあるので、そこから卵管の変形や癒着が起こると卵子が卵管の中をスムーズに通ることが難しくなります。
そうなると卵子が順調に進むことができないことで不妊症を引き起こしてしまいます。
トリコモナスの感染症にかかると、こういった二次的なダメージもあるので、出来る限り早く治療をしていくことが望ましいと考えられます。
もしも、トリコモナスに感染をしているかもしれないと思うような症状がある時には、早めに病院を受診して、病気であると診断をされた時には治療を開始しましょう。

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